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【感想】なんの前情報もなしにニンジャバットマンを見に行ってしまったオタク【ネタバレ注意】

※はじめに

 まだニンジャバットマンを見ていないオタクがも~しいたら、いますぐブラウザバックして映画館へゴー!だ。面白さはぼくが保証するから、世間の評判なんて気にせずにさっさと劇場へ足を運んでくれ。あ、でもでも、ぼくのブログを読んでくれる人はひとりでも多い方がぼくは嬉しいから、映画を見終わったらぜひこの記事へ帰ってきてくれ()

 

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 どうも、バットマンデビルマンとゼットマンがそれぞれ何処が出何処なのかがしっかり分かっていないそるにゃんです。昨日はこのタイトル通り、なんの前情報もなしにニンジャバットマンを見に行ってきました。正確には、岩浪さんが音響監督をしていることとキャスティングだけは知っていたのだけれど、バットマンがどんなヒーローなのかも知らないし、公式サイトや映画の予告すら見ていなかったので、まあなんの前情報もなしにと言っても嘘ではないでしょう。

 そんなぼくがどうしてニンジャバットマンを見に行っていたのかといえば、それは姫路というぼくが比較的簡単に足を運ぶことができる場所に加隈亜衣さんがやってきたからだ。ぼくは関西のオタクで東京のオタクのように簡単に声優に会えないから、会いに行ける距離に声優さんが来るということはとても嬉しいのだ。

 そういうわけで、ぼくは昨日のアースシネマズ姫路での舞台挨拶付きのニンジャバットマンを見に行ってきた。いやあ動機が不純すぎる。たぶん会場でそんな動機でやってきていたオタクはぼくくらいだろう。だってみんな2回以上見てます!って手を挙げていたもの。いや本当、ごめんね。でもでも、逆に、プラス思考で考えてみれば、加隈亜衣さんが姫路にやってきたことでニンジャバットマンを見たオタクがひとり増えたと考えれば、それはとても光栄なことではないだろうか()

 とにかく、加隈亜衣さん、姫路までお越しくださって本当ありがとうございました。ぼくはニンジャバットマンというとても面白い作品を見逃すところでした。友達が十人もいないから十人劇場に連れてくるのは無理だけれど、ぼくはもう一度見に行こう(今度は前の方の席じゃなくて、もう少し後ろの真ん中の方の席で見ようと思う)と思っているので許してください。

 あんまりぼくの話をしてもしょうがないので、映画の話をしましょうか。

 

 この映画の感想をざっくりと言ってしまえばそれは、

 

 ニンジャバットマン半端ないって!

 テンポ半端ないって!

 数分経ったら違うジャンルの作品になってるもん

 そんなんできひんやん普通

 

 である。

 だってさ、冒頭で悪役っぽい雰囲気の子安さんが叫んでいるシーンから始まるじゃない?アレでぼくは「ジョジョみたいな感じのアニメなんかなあ、絵柄もそれっぽいし」って思ったわけですよ。そしたらいきなり戦国時代にタイムスリップして「ああそれでニンジャバットマンなのね」ってひとりで納得しているころには画面はすでに戦闘が始まっていて、しかも相手のジョーカーは第六天魔王を名乗っていて「この映画テンポ良すぎやろ、最高やわ」って見ていたわけです。そしてバットマンが車に乗ってジョーカーの城へ突っ込んでいって走るわ飛ぶわで縦横無尽に駆け巡るわけ。「いやこれテンポが良いっていうかもはやアトラクションじゃん、4D上映でもないのに4D上映を見ている気分なんだが、アトモス上映ヤバい」って感じでとにかく楽しくて自然と顔がにやけてたと思う。

 この映画のなにがやばいってエンドロールまで怒涛の展開がずっと繰り広げられること。起承転結で言えば、起転転転転転転転転結!って感じ。1時間30分の中で何回ひっくり返るんだよ。マジで頭おかしい。

 個人的に度肝を抜かれた転の場面といえば、それはゴリラグロッドがツーフェイスと通じていてバットマンを裏切るところ。ぼくは勝手にゴリラグロッドを「あーこれ普段は敵対関係にあるくせに劇場版だけは利害の一致から共闘するジャイアンみたいな奴だ」って感じのキャラだと思いこんでいたから、裏切られたときにゃ「二手三手先を読むゴリラグロッドやべえ。してやられたわ」ってなった。さすがやで。

 この映画の目玉というか、たぶんここが一番の注目のシーンなんだろうなっていう超展開の「合体合体合体合体合体合体がーーーーったい!」のシーン。すんげえワクワクしたし、サムライフラメンコ難民救済やん!って思った。ところであのロボット、ジョーカーくんが来なかったらいったいどんな頭になっていたんですかね。や、考えるだけ野暮やが。

 まあそういうわけで、型破りすぎる怒涛の展開の連続が本当に楽しかった。舞台挨拶で言っていた「この映画は大人の6歳児が全力でバカして作った」って話、いやほんま笑う。 

 けれども、そんな制作陣の全力のバカにぼくがついていけたのは、それはこの映画の物語の軸が「悪役をとっ捕まえて現代へ戻る」ということに徹していたからだろう。戦国時代にロボットが出てこようがロボットが合体しようが猿とコウモリが群れて巨大なバットマンになろうが、それでも物語の軸は決してブレずに真っすぐで在り続けた。だからぼくはこの映画を最高に楽しむことができたんだと思う。この映画は全力でバカしているけれど、見ている客も全力でバカできるような論理的な仕掛けが施されている。ぼくはそれが本当によくできているなあって感動してた。まあ、いま書きながら気付いたんですけどねw

 

 この映画は全力でバカを楽しむ映画だけれども、もうひとつのテーマというか、90分の中でずっと「ヒーローの在り方とは」という問いが設けられていて(まあ、主にジョーカーがバットマンに問い続けているのだけれど)、ヒーローアニメのそういうテーマはとても好きなのでね(ゼットマンとかサムライフラメンコとか)

 ジョーカーの「ヒーローに人殺しはできねえ、だけどオレ(悪)には、おまえ(正義)が殺せるんだよ」ってセリフが印象に残りやすいというか、本作品の一番の決めセリフのような気がするけれども、ぼくはゴリラグロッドの笛を受け取るシーンがすごく好きですねえ。1回裏切られているのにそれでもやっぱり信じるというのは、それこそがヒーローって感じがしましたね。あそこにバットマンという正義のすべてが詰まっていると感じましたね。

 

 あ、90分の中で一番好きだなって思ったセリフは、尾張のくだりですね。「尾張の意味を知っているか?ジエンドだぜえ~」で死ぬほど笑った。好きすぎて日常で使いてえって思った。

 あとはまあ、あんまり出てこなかった四人の悪党どもの活躍がねえ、もう少し見たいなあって思いましたね。諏訪部さんとか絶対かっこいいし、田中敦子さんとか、ね、やばいでしょ(語彙力)。いやあ、マジでもったいないというかなんというか、いやでもあんまり重要じゃないキャラにも豪華な声優さんを用意しているというのは初見客の立場からすれば「え、この映画どんな展開になるの……」ってワクワクするからなあ、そういう意図も図られていたのかなあって話だけども、まあ、一度見終えてしまうと、もっとあの四人の展開を見たかったねって思いますね。

 

 まあ、そういうわけで、そんな感想でした。

 あ、舞台挨拶の感想をちょっとだけ書きたいというか、いや、加隈亜衣さん可愛すぎるやろ。写真で見る五億倍は可愛いかったですね。いやそれよりすごかったというか感動したというか、オタクがシャッターを向けているのに気付いたらカメラ目線でポーズをしてあげていたのがね、ホンマ天使やんって思いましたね。そんなファンサービスを軽率にされてしまうと、オタクは惚れてまうでって話じゃないですか。アイドルは実は裏ではファンのことをキモいと思っているみたいな話ってよくあるじゃないですか。いや加隈亜衣さんも裏ではそう思っているかもしれないけれども、いやそれだとしても、あんな優しさを本当は嫌っている人に対して見せることができるっていうのはね、すごいよね。なんかもう、ぼくはただただ見惚れていたもん。え、加隈亜衣さんやばい、優しすぎる、素敵……って。

 や、ちゃんと舞台挨拶の話も聞いてましたよ。加隈亜衣さんに見惚れていただけじゃないですよ。岩浪さんの舞台挨拶の話を聞くのはガルパン最終章1章のとき以来で2回目なんですけど、あのテンションすごく好きですね。仕事現場楽しそうって雰囲気が伝わってくるんですよね。信頼し合って作品作っているんだろうなって感じがトークから滲んでくるのよ。

 水崎監督さんのことはぼくはあんまり知らなくて、普段MVとか作っているって聞いて、なんか納得したというか、だからこういう映画になったんだなって思いました。ニンジャバットマンはシーンを切り抜いて見ても楽しめる作品というか(話が二転三転どころじゃないくらいにどんどん展開されていくからだろうけれど)ひとつひとつのシーンが単独で生きている感じがしたんですよ。90分のプロモーションビデオって言っても通じるような、そんな感覚がどこかにあって、そのときなるほどなって腑に落ちました。くそどうでもいいこと言うけど、ポプテピピックニンジャバットマンがコラボしたら面白そうですよね。次回作にバットマンVSポプテピピックとかどうですか?

 話を少し戻して、加隈亜衣さんが色っぽいという話。いやほんまそれ!!!って叫びそうになった。わかルマン~って感じ。いやマジでカックマンが艶やかでたまらんかった。キャットウーマンやばいでしょ。ライバル関係にあるハーレイ・クインがワイワイしているキャラだから余計にセクシーさが際立っているのもあるけれど、それにしてもかっこいいでしょ。だって加隈亜衣さんですよ?「12歳!みんなで一緒にきゅんきゅんしちゃおう!」とか言っている人ですよ??ドキドキの意味が変わる~~~!!!

 そういうわけで、大人の六歳児が全力でバカした映画「ニンジャバットマン」すごくおもしろかったです。この映画には、オレたちは全力で六歳児してニンジャバットマンを作ったぞ!!おまえも全力で六歳児して生きろ!!って言われたような気がします。いや最高や。

 それではここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。